熊野本宮大社。和歌山の熊野三山の一つですね。
平成22年から改修工事が進められている真っ最中ですが、その中で、今日と明日、神門(下の写真)の修復の様子が公開されるそうです。
見に行きたいですね~、と思っても和歌山県。関西一円の方は是非どうぞ。
神社をはじめとした伝統的な建物。
色々なトコロに今の建築では見ることが出来ない、伝統的な技や素材が使われているんです。
例えば檜皮葺き(ひわだぶき)。
檜皮というのは文字の通り檜(ひのき)の皮。つまり、木の皮をつかって屋根を葺いているんです。
こういった茶色い屋根、ご覧になったことはありませんか?
ほら、よく見ると木の皮。
ヒノキの木の皮。通常は、業者さんが集めるんだそうです。
どこかで修復工事が行われる度に全国の檜林から集めているんでしょうね。
でも、足りない。新たに葺き替えるための檜皮、とても貴重なものになっているそうです。
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伝統建築、伝統技術、伝統素材。
どれも観に行かねば、触れることすらできないものです。
まだまだ休日。どこかへ出かけてみませんか?