ニュースに出て来るコトバ。
たまに意味が分からないオハナシもありますね。
関西在住、関西生まれの方なら分かったでしょうけれど、「文化住宅で火災」のニュース。
お亡くなりになった方のご冥福を祈りながら、文化住宅って何?というオハナシです。
「文化住宅」ってご存知ですか?
近畿一円でしか使われない用語だそうです。
また、最近は使われないので近畿圏でも若い方はご存じないことも。
その文化住宅が…コレ。
wikipedia
「ただのアパートじゃない?」と思われた方、正解。
刑事もののドラマなんかによく出てきましたよね?
「あ、お隣さんは引っ越しましたよ」みたいな感じで。
いわゆる高度成長期。
昭和50年代あたりに多く建てられた木造モルタル2階建てのアパート…
これを近畿一円では「文化住宅」と呼んでいるんです。
私が暮らしていたのは昭和40年代ですから、はしりのころですね。
このころのアパート、左官仕事のカタマリだったんです。
外壁のモルタル。内壁は繊維壁や砂壁など。
漆喰を塗った押入れもあったようですね。
関西地域では阪神淡路大震災の影響もあり、かなり数が少なくなったようです。
が、まだまだ全国に数多く残されているのがこれらの「木造アパート」。