年中行事から「伝統行事」へ

2012/12/04

よもやま

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愛媛県松山市の道後温泉本館。

日本神話によれば、道後温泉は、大国主命(おおくにぬしのみこと)が大分の別府温泉から海底パイプラインを通して四国まで湯を引いたとか。

とにかく古い、3000年の歴史ある温泉と言われています。

 

さて、そんな道後から、はやくも師走の声ですね。

年末恒例の「すす払い」が行われたそうです。

 

「すす払い」。
かつては建物の中で火をおこし、料理や暖房としていましたから、その煤を。

 

また、寺院などでは灯明や線香から出るものもありますね。

 

なのでそれらの煤やホコリを掃う年中行事が主に年末に行われてきたんです。

 

ちなみにこの道具「はたき」…知らない人が増えています。

 

すす払い。それが今の年末の大掃除につながったというハナシもありますね。

とにもかくにも、これから各地で同様の行事が行われます。

「年中行事」が限られた場所での「伝統行事」に。

 

せっかくですから残していきたいですね。