私たちの住む大分県。
県内各地には多くの古民家が残されています。
私たち古民家鑑定士は、大切な郷土のタカラである古民家を大切に守っていく方々を応援していますが、残念ながら解体処分せねばならなくなった古民家のご相談をいただくことも少なくありません。 一昔前までは、解体される家から出る木材は、価値ある「古材」として新たな建物に用いられることが当たり前のコトでしたが、今はほとんどがゴミとして捨てられていくだけ。
古材はゴミではありません、大切な資財なんです。まだまだ使えるんです。
と日々訴えている私たちですが、コトバだけではどうにも伝わらないことって多いです。
なので、みなさんに「古材(こざい)」に触れていただく機会をご用意しました。
木の硬さを「お箸づくり」で体験してみませんか?
樹齢百年のヒノキの柱は、百年経ったときに最も硬く強くなるといわれています。
木は古くなった方が強くなる性質があるんです。
硬くなった木をカンナで削ってマイ箸を作りましょう。
木の本当のチカラを感触で確かめることが出来ますよ!!
というイベントが開催されることになりました。
12月9日(日)11時から開始です。
イベントの趣旨は古材でお箸。そして陶芸体験と古民家相談。 結構反響が良いそうですね。参加される方も多いんでしょう。
とにもかくにも、「時間」を手触りで感じてもらいたい!というのが今回の趣旨の一つです。
見たり聞いたりするよりも触れることで全てが分かることって多いですよね。
お近くの方は是非、ご参加いただければと思います。
古材でお箸を作ろう!
百二十年の古材を使った箸づくり/陶芸体験/古民家相談
日 時;平成24年12月9日(日)11:00~16:00
場 所;Art cafe ときのたね(大分市中戸次4358)
主 催;大分県古民家鑑定士の会
参加費;1,500円(スイーツセット代含む)
対 象;中学生以上(※刃物工具を使いますのでお子様はご遠慮ください。)
お申し込みは ――
大分県古民家再生協会 ℡090-1920-3712 (担当・中川)
またはArt cafe ときのたね ℡090-9577-1345まで お気軽にご連絡ください。