先日、奈良・元興寺さんで小倉百人一首の全国大会が開催されたそうです。
かるた、百人一首と聞くと新年を連想しますね。早いものでそろそろ年末です。
さて、奈良の元興寺さんといえば、世界遺産「古都奈良の文化財」の中のひとつ。我が国の歴史遺産をしっかりと残した名刹ですね。
特に元興寺さんは、最古の伝統素材が使われていることでも有名です。
法隆寺よりも古いとされる現役で使われている飛鳥時代の木材や
平城京が造られる際に飛鳥にあった法興寺が移転して造られたのが元興寺さん。
ちなみに法興寺さんの後には今の飛鳥寺さんが建てられています。
まさに「行けば分かる」場所。
我が国の伝統素材は1000年を越えて使われていることが証明されている場所。「伝統素材」のふるさととも言えるべき場所がこの元興寺さんなのです。
そんな場所でかるた大会。ちょっと羨ましいですね。