夏祭りと漆喰

2012/07/10

古民家

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京都の祇園祭は我が国の重要無形民俗文化財。

そしてユネスコが認定する無形文化遺産です。

 

7月1日から始まり、

宵山の14~16日、そして17日の山鉾巡行、神輿渡御でクライマックスを迎えます。

そして今日から鉾を組み始める鉾建てが始まったそうですね。

 

昨年は、私も祇園祭に沸く京都へ。

 

京都の暑さに辟易しながら…

お祭りもそっちのけで古民家鑑定のお手伝いに行ってました。

 

何度もご紹介はしていますが、「古民家鑑定士」という資格があります。

厚生労働省認可財団法人職業技能振興会が認定する公的資格です。

 

古民家鑑定士とは、その名称通り、

「古い民家の保存、活用、再利用を目的に、建築的見地および環境保全の見地に立ち、専門的な知識と技術を用いて、お客様に適切なアドバイス」を行ないます。

 

その重要な活動の一つに「古民家鑑定」があるわけです。

 

通常は1~2名で行うことが多いのですが、

大きなお屋敷だったので、有志が鑑定の「お手伝い」に集まったんです。

 

周辺環境、建物としての傷み具合、使われている資財などなど

様々な「鑑定」を行うのですが…

 

ワタシの目は「漆喰」に。

 

夏に漆喰。とても良く映えますね。

 

しかし、漆喰も鑑定項目の一つ。

仕上げ方法や傷み具合をしっかりと確認させていただきました。