京都の祇園祭は我が国の重要無形民俗文化財。
そしてユネスコが認定する無形文化遺産です。
7月1日から始まり、
宵山の14~16日、そして17日の山鉾巡行、神輿渡御でクライマックスを迎えます。
そして今日から鉾を組み始める鉾建てが始まったそうですね。
昨年は、私も祇園祭に沸く京都へ。
京都の暑さに辟易しながら…
お祭りもそっちのけで古民家鑑定のお手伝いに行ってました。
何度もご紹介はしていますが、「古民家鑑定士」という資格があります。
厚生労働省認可財団法人職業技能振興会が認定する公的資格です。
古民家鑑定士とは、その名称通り、
「古い民家の保存、活用、再利用を目的に、建築的見地および環境保全の見地に立ち、専門的な知識と技術を用いて、お客様に適切なアドバイス」を行ないます。
その重要な活動の一つに「古民家鑑定」があるわけです。
通常は1~2名で行うことが多いのですが、
大きなお屋敷だったので、有志が鑑定の「お手伝い」に集まったんです。
周辺環境、建物としての傷み具合、使われている資財などなど
様々な「鑑定」を行うのですが…
ワタシの目は「漆喰」に。
夏に漆喰。とても良く映えますね。
しかし、漆喰も鑑定項目の一つ。
仕上げ方法や傷み具合をしっかりと確認させていただきました。