わが町津久見市には、ちょっと変わった施設があるんです。
なんだかわかりますかね?
生簀(いけす)のようなものがたくさん。
ところが…何やら不思議な影が。
同じく大分県内にある水族館では人気のイルカショー。
そのショーを行うイルカさんたちの練習施設。
それが県内の新たな観光施設として公開されています。
そしてそこに新たな施設。
ちょっとした休憩スペースとなる東屋(あずまや)です。
…が真ん中をよ~く見てください。
真ん中には…壁画が。
これまでも何度か説明してきました「フレスコ画」が公開制作され、完成したのです。
イルカのフレスコ画。
古くはギリシア・クノッソス宮殿にもイルカの壁画。
石灰と砂を練っただけのものに、顔料を水で溶いて書いていくだけ。
画は石灰のチカラで何千年もの年月、その姿を保っていきます。
描いていただいたのは、津久見市ではおなじみの造形作家、むらおかずこ先生。
ジョルナータで描かれた本格的なブォン・フレスコ。
目にすることが出来るのは大分ではココだけかもしれませんね。
フレスコの技法、石灰と漆喰、そして母なる海。
何もかもがつながった素敵な画が完成しましたね。