グリーン建築とは

2011/08/31

伝統素材

t f B! P L

「グリーン建築」というコトバ、ご存知ですか?

これまでご紹介してきました、

全国の古民家再生協会、伝統資財再生機構が取り組む、

循環型建築(建築社会)をさして言う言葉です。

 

グリーン建築(循環型建築社会)その定義は

  1.  新しく建築をするにあたり、全てを捨てることなく生かせる資材(伝統資財)を活用する。
  2. 新しい建築をするにあたり、将来再利用できる資材を使用する。
  3. 使える建物に関しては、出来るだけ長期間使用できる提案を行う。

一昔前までは当たり前であった考え方ですね。

しかし、現代ではそれを行うこと自体が非常識ともいわれるようになりました。

 

でも良く考えてみてください。

  • 木材は強制乾燥させたものでなく、自然乾燥材を使う。
  • 壁材は樹脂などを使っていない製品を使う。
  • 建物を解体するときに極力ゴミが出ない(再利用できる)工法を選ぶ。
  • 建物を出来る限り長持ちさせる。

 

当たり前に見えるでしょう?

ですが、それらが行われている住まいは残念ながら少ないのです。

「環境に優しい」「健康な住まい」と強調されている住宅…それは、何と比較してそうなのか?

 

一生懸命数値で表している住宅メーカーなどを見ると

かえって信じられなくなるのと同じかも知れません。

 

古材を利用し、木を手刻みする大工さん。

現場で土をこね、海藻を煮炊きする左官さん。

我が国の様々な建築技術の当たり前の姿…実は出来るヒトの方が少ないのです。

 

コレが本物。ペンキを塗った木や壁紙では再現できない素晴らしさです。

 

 

「グリーン建築」とは造る方も、その素材を提供する方も、当然住まう人へも

 

 「ウソ」をつかない住まいづくり

 

というのが理想の姿であろうと考えています。

 

油分が抜けスカスカになったプレカット木材、健康被害の無い樹脂??が混入された「土」。

それでは造る側も住む側も不幸ですよね?!

 

私ども「でんでん協会」も協議会に参加。

大分県南部支部として登録しています。

また、本年度は私が副会長を務めさせていただいています。

 

そしていよいよ明日9月1日(木)

テレビ東京系で午後10時から放送される「カンブリア宮殿」。

グリーン建築推進協議会の会長・
井上幸一氏がスタジオに登場です!!


予告では…

9年前、ただの産業廃棄物だった古材に価値を見出し、市場すらなかった古材ビジネスをゼロからスタートさせた男、井上幸一。全国107のフランチャイズ店の仲間と共に、実は木材として優良な古材を一般住宅にも手ごろな値段で提供し、次の世代にも繋がる住空間を創造する。今回、番組では、井上の古材ビジネス拡大の足跡を追い、解体される古民家から古材が取り出され、古材を活用した新築住宅ができあがるまでを紹介する。 
詳しくはカンブリア宮殿HPへhttp://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/

そして、井上幸一氏は

  • 一般社団法人200年住宅再生ネットワーク機構の代表理事。
  • 全国の古民家再生協会活動のリーダーです。
  • 「グリーン建築」の提唱者。
  • 現在注目の公的資格、「古民家鑑定士」「伝統資財施工士」を創った男。
  • 私たちが活動する理念「未来の子供たちのために」を全国で叫ぶ男。


 

実はけっこう前から番組取材が行われていたのです。


とても面白い番組になりますよ。

カンブリア宮殿
地上波 2011/9/1(木)22:00~22:54
BS  2011/9/7(水)21:00~21:54

 

私の住む大分県はBSジャパンで。