北海道にも漆喰はあるんです。
函館の名所といえば、やはりコチラ五稜郭。
特徴的なカタチのこの史跡ですが…
真ん中に新たに建てられた建物をご存知ですか?
それがこの函館奉行所。
江戸幕府の出先機関として建てられたこの建物ですが、2010年に復元されたばかりのホヤホヤ。ですが、建築当時の再現に注力されて、外壁は漆喰、内部は大津壁が採用されているんです。
さらに、こちらの漆喰には当時に近づけるべく、文化財用の麻すさや海藻がしっかりと用いられました。
あとは、ワタシから説明するよりも、実際に訪れて感じていただくべきでしょうね。
何気なく歩く畳も本床の本畳。
かつて当たり前だったホンモノが出来る限り再現されていますよ。
史跡にドーンと、ふさわしい建築物です。